風雨のスキをついて西穂奥穂の縦走へ

関東からお越しのFさんSさんを人気ルートジャンダルム越えにご案内。
出発前は天気が気になります。特に今回の予報は芳しくないが。。。

8月31日、初日は小雨模様の中上高地からサクッと西穂山荘へ。昼前には着いて西穂ラーメン食べながらまったり。
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初日の軌跡。

翌9月1日。いよいよ縦走です。3時に起きてコーヒー飲みつつ天候チェック。ガスは濃いが雨風ともにほぼなし。
ヤマテンの予報は悪すぎはしない。天気図見ても昼までは持つかな?
お客さん二人とも体力はかなりある。12時までに奥穂に抜けられるなら可能か?
ってことでヘッドランプつけて出発!

西穂まで2時間!体力あるお客さんです。
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天狗岳山頂でほんの少し休憩。
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少し小雨模様ですがしっかりとビレイして慎重に進めばなんとかなる!
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ようやくジャンダルムへ。雨に濡れた天使とツーショット。
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その後ロバの耳を越え、馬の背へ。最後の悪場。
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無事に奥穂高へ。7時間強。最速のガイドでした。
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核心部、2日目の軌跡。

翌朝は吊尾根から前穂高を登って重太郎新道下山予定でしたが天気予報通り大雨+強風。自分予想では8時過ぎごろから天候回復すると読んでいましたがお客さんからは念願のジャンダルムも通れたし前穂に行かずとも好いとの声。ザイテングラード、涸沢経由で下山です。
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ガスの濃いアズキ沢。

涸沢も大増水。
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横尾本谷も見てて怖いぐらい。
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屏風岩の幻の滝。
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天候回復して木漏れ日差し込む徳澤のソフトクリームで締め♪
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最終下山日の軌跡。長い。。。

非常に体力があるお客さんだったため今回の縦走は突っ込むことができました。
通常なら突っ込まないでしょう。4時に出ても14時から16時ぐらいだし。結果としてはそれでも来れたんだけど、天気の読みとしてナシです。
バリエーションルートにおいては体力とスピードは絶対の価値があります。目指したい方は日々の精進を怠らぬよう。
ガイドはいつでも受け付けております♪

備忘録:使用ブーツ GARMONT エルモⅡ 3/47

パタゴニア

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