名クラシック、槍ヶ岳北鎌尾根

 当事務所主催の槍ヶ岳北鎌尾根に行ってきました。お客様は大阪より2名様。
初日予定を変更して合戦尾根より燕山荘を目指します。強烈に寒かった…。この日槍ヶ岳では初雪が降ったそうです。
 翌朝、天候回復の予報もむなしく山はガスの中。でも少し待ってると晴れ間も出そうな感じがしたので、燕岳お初のKさんと往復。途中メガネ岩でパチリ。
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 晴れ間がのぞいた西側には美しい虹が!
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燕山荘まで戻って大天井岳目指し歩き始めます。
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さすがに花はもう終わりでしたがそれでもコウメバチソウなど。
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対して遠くもないはずなのですが目指す大天井岳ははるかに見えます。
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徐々に天候も回復し振り返ると燕山荘と燕岳が。
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目の前には大天井岳
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表銀座の向こうに目指す北鎌尾根が見え始めています。
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大天井から下を見ると大天荘と常念岳が遠くに見えました。
 ここでお客様2名はぬかりなく燕山荘から抜きつ抜かれつしてきたうら若き女性2名に行動食が多すぎる分を”半ば無理やり”渡していました(笑)。
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 いよいよここから一般道と別れてバリエーションルートに入ります。貧乏沢入口。
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 ガラガラのまったく整備されてない沢を下っていきます。
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結構悪い下り。
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途中にある貧乏沢の無名滝は場所が場所なら名瀑だったでしょうね。
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こうして下ること2時間強。天上沢に合流しました。
北鎌沢の出合にてテント1泊。翌朝はいよいよ北鎌尾根の縦走です。
まずは急な北鎌沢右俣の遡行。
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途中のなめ滝で最後の水の補給。
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延々と登ること3時間弱…。
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ようやく北鎌のコルです。
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快晴の本日はここから鷲羽と水晶がきれいです。
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天狗の腰掛手前より
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この辺はまだ余裕があります。
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いやいや最高の天気!
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独標の左肩には前穂も姿をみせています。
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いよいよ、独標がちかずいてきました。がもちろん直登はしません(笑)。
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この辺はまだ笑顔で登っていますね。
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でも時折真剣な表情。
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結構頑張ってるのになかなか槍は近づいてくれません…。
ここからかなり苦しい時間が続きましたがなんとか北鎌平を過ぎ最後の登りに…。
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結構な時間のため表銀座に槍の影が映っています。
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苦しい登攀を繰り返してようやく頂上へ。
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 約12時間かかってこの日頂上まで辿り着きました。喜びもつかの間、急いで下らなければ日が暮れる!ということでぎりぎりヘッドランプを使わずに槍ヶ岳山荘へ入ることができました。
1日中晴れていたことは僥倖です。
 翌朝は雪でした…。
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パタゴニア

名クラシック、槍ヶ岳北鎌尾根」への1件のフィードバック

  1. はじめまして
    九州に住んでいますので、北アルプスでのお山の仕事うらやましいです。
    9月9日に母を連れて北アルプスの遊覧飛行をしてきました。撮影した写真と比較して何か親しみを感じました。

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