裏銀座縦走

 先日のバリエーション祭りの後は九州の読売旅行のツアーで笠ヶ岳から裏銀座縦走です。
8月6日は笠新道の登り一辺倒。何度行ってもしんどいところです。かなり暑さに苦しめられはしましたがお客様全員よく頑張りました。
花に慰められながら登っていきました。
クルマユリ
クルマユリ
ムシトリスミレ
ムシトリスミレ
オオヒョウタンボク
オオヒョウタンボク
続きます。


二日目8月7日早朝はこれでもかというぐらいの大雨が降っていましたが、出発するころには止んでいました。ラッキーです。
槍と雲
雲はありますが槍ヶ岳が美しい
その後少しづつ晴れてきました。稜線上からは朝登った笠ヶ岳がきれいに見えています。
笠ヶ岳
 しかし、双六小屋に着いたころにはそこは夏山。積乱雲が発達し始め雷鳴も遠くに聞こえるようになってきました。双六岳、三俣蓮華岳に登頂することは中止して巻道で三俣山荘に向かいました。
 なんとか雨にも遭わずに無事三俣山荘へ。私の所属するガイド組合の組合長が別のツアーを連れてきていました。
 8月8日は文句のつけようのない素晴らしい天気です。
朝の槍
三俣山荘より朝の槍ヶ岳
 朝食後はいきなり鷲羽岳の登りが一時間半ほど。でも道はジグザグに切ってあるためそれほど急登でもありません。のんびり登って行くと鷲羽池が見え始めました。
鷲羽池
 その展望地から槍ヶ岳がよく見えます。というよりどこからでも見えるんですが…。
鷲羽池と槍
 頂上直下にはタカネシオガマが美しく咲いていました。
タカネシオガマ
 鷲羽岳山頂からは360度北アルプスの展望です。

 まだ朝も早いですんで視界は十分です。ここから水晶岳に向かいます。
水晶岳
 水晶岳を往復したあと水晶小屋で昼食タイム。そのあと東沢乗越を経て野口五郎岳に向かいます。
野口五郎岳
 今日一日はそれほど疲れもせず十分に楽しめた一日でした。
 翌8月8日は烏帽子岳登頂後下山の予定です。
朝は燕岳から大天井岳の尾根が美しく見えていました。
朝焼けの燕から大天井
 この日も最高の天気に恵まれていました。歩き始めてすぐ北側を向いて撮った写真です。
後立山の稜線
 三ッ岳を過ぎたコマクサの群生地でバックに烏帽子・立山を従えて撮りました。
コマクサと烏帽子岳・立山
 そしていよいよフィナーレの烏帽子岳登頂です。暑かったけどみなさんよく頑張りました。
烏帽子岳
 この先長い長いブナ立尾根の下りが待っていました。しかし、それほど問題もなく全員無事に下山。冷たい炭酸飲料で乾杯したのでした…。
 私は翌日早朝から槍に入る予定でしたのでここで皆さんとお別れしましたがもう一波乱。
槍に行くはずのボーイスカウトのグループの指導者(友人)が帯状疱疹発病のため急きょ中止に…。
 おかげで現在ゆっくりしています。ってか、仕事が溜まりまくってゆっくりしていられないけど…。
 次は13日から再び笠ヶ岳に入ります。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください