野外・災害時救急法自主研修会at坊ガツル

北米の団体WildernessMedicalAssociatesの有資格者が久住山坊ガツルに集まり、自主研修会を行いました。

この救急法は、救急車やその他の救助隊がすぐに駆けつけられない野外環境下や災害時において、現場にあるもので最低限の処置を施し人々の命を救う一助となす非常に有効かつ重要な手段です。もしもの時に大事な人を助けたいアナタはぜひ受講しておくべき内容でしょう。

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外傷性脳損傷と不安定な手首のケガのドリル

今回、会場としたのはくじゅう坊ガツル。最も近い登山口から徒歩2時間の本物のバックカントリー環境下と言えるでしょう。お昼前に集合してまずは自己紹介がてらお話ししながら各自でランチ。
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福岡県、大分県から集まった8名の参加者で2日間ひたすら反復練習です。
まずは外傷を伴う呼吸困難のドリル。
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さまざまな状況をシミュレートして練習を重ねていきます。
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今回参加された方は私を除く7名全員がWFA資格であったため、それほど複雑な状況の練習はできませんでした。(ちなみに私の資格はWFRです。)
しかし、しっかりと反復してトレーニングを積むことでより正確な知識技術の習得にもつながり、かつ自身もできたのではないかと思います。参加者の皆様お疲れ様でした。これに満足せず、これからも研鑽をつみ、場合によっては上級資格の取得も視野に入れてがんばって行きましょう。野外環境下で傷ついた人を救えるのは目の前にいるアナタだけなのですから。
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パタゴニア

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