由布岳西峰

 昨夜、またまたいつもの六甲アイランドからフェリーに乗ってやってきましたわが故郷大分!
といっても最近しょっちゅう帰ってるんで別に懐かしくはありません(笑)。
こんかいもまた山旅人のツアー。今回は「由布岳西峰」というなんともピンポイントなツアーです。
参加者は6名。まあ、いわばもしっかりあるし7名限定なんでガイドとしてはやりやすい限りです。
下船の直前由布岳がきれいに見えてきました。雲をかぶっているのは鶴見岳です。
海上より由布岳
到着後少し買い出しをしてから登山口へ。登山口から目指す由布岳がきれいに見えています。
登山口より由布岳
登り始めて少しすると雪景色になってきました。
由布岳登山道
どうやら昨夜少し降った模様です。美しい!
一登りで合野越。火砕丘の飯森ヶ城がきれいです。
飯森ヶ城
みちはここからなだらかなスイッチバックを登っていきます。
途中で湯布院方面の展望が開けます。
湯布院方面
登りついた鞍部「マタエ」で一息ついた後いよいよ核心の西峰の登り鎖場に差し掛かります。
由布岳西峰へ
いくつもの岩場を越えて全員無事に西峰へ。そこからマタエに下りて今度は東峰に向かいます。
由布岳東峰
頂上には小さな薬師如来が祀られておりました。早速般若真教を唱えるFさん。
東峯にて般若真教
そして全員無事下山。振り返ってパチリ!
由布岳を振り返って
天気もよくてよかったよかった!
パタゴニア

超ハード!祖母傾縦走

 当事務所の公募登山「祖母傾縦走」のガイドに行ってきました。3月20日から3日間です。
表題には「超ハード!」と書いてありますが、実は祖母傾縦走自体はハードながらも「超!」というほどのものではありません。すさまじさはその前段階にあるのです…。
初日5時半に参加者全員(今回は4名様)と合流して一路登山口、上畑の健男社へ。7時40分ごろ登り始めました。
 開始直後からすさまじき急登のアラシ!花粉症ためマスクをして登っていたのですがやはりここでは無理でした…。5時間近くかかってようやく前障子岩まで来たもののそこから先も強烈に急なアップダウンの繰り返し…。何回来ても思うのですがここまできつい一般ルートってアルプスでもそうそうないなあって感じます。しかも春で歩きなれていない上に重荷にも慣れていない状態…。結局祖母山九合目小屋に着いたのは5時をまわってへろへろになってたどり着きました…。
 そんな疲れを忘れるかのように小屋ではキムチ鍋をつつきながら酒を飲み楽しく夜は更けていきました。
翌朝、目指す傾山方面から朝日が昇ります。
傾山からの朝日

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大分食べつくし(笑)+ついでに低山ハイク(笑)

山旅人添乗員による報告はこちら
 表題のとおりの不思議なツアーガイドしてきました。3月17日出発の山旅人のツアーです。
18日大分港についてまずは先日下見した大分市民憩いの山霊山へ。
霊山寺山門
相変わらず古びてはいますが風格のある山門です。

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英彦山の下見へ

 山旅人で来月、英彦山を案内することになっているのですが、登山口の記憶が怪しかったので3がつぶらっと下見に行ってきました。
高住神社
登山口の高住神社です。母がなんかやってます(笑)。
しばらく行くと奇岩がたくさん出てきます。その中の一つ逆鉾岩。
逆鉾岩
登山道自体は天然石を敷き詰めた階段状になっています。
天然の階段
さらに進むとやはり三彦山のひとつらしく鎖場が出てきます。
鎖場
そうこうするうちに一つ目のピーク北岳に登ってきます。向こうに英彦山神宮上宮のある中岳が見えます。
頂上中岳
北岳と中岳の鞍部はブナ林がきれいです。ふりかえれば北岳もよく見えます。
北岳
ここで母に車を回送してもらうために別れ、ひとりで下見を続けます。
南岳からの下りの鎖場です。
下り鎖場
スニーカーにジーパンなのはご愛敬。突っ込まないでください(笑)。
しばらく下ると鬼杉に出会います。なかなか立派な杉の大木です。
鬼杉1
そこからトラバース道に入ってしばらくで玉屋神社。岩壁の麓に立つなかなか立派なお社です。
玉屋神社1
そして終点奉幣殿へとたどり着きました。
奉幣殿
ずっとマスクしたままで歩くのは結構疲れますね…。
先ほどのブログにもあるとおり今は神戸の自宅なんですが、今夜フェリーに乗って大分へ向かいます。山旅人のグルメツアーです。今朝大分の自宅をでて、今夜大分の自宅へ向けフェリーで出港する・・・。 強烈な移動の非効率さもたまには楽しいもんです(笑)。
パタゴニア

説明会シリーズと救急法

 なかなか更新しなくてごめんなさいでした。先週末、先々週末と九州地区の読売旅行登山ツアー説明会に回っておりました。
 毎年のことですが、来ていただいた皆様ありがとうございます。今年は本数こそ少なくなりましたが、充実した内容を企画して案内してまいりますのでご愛顧のほどを(笑)。まあ、ほとんどのコースで満席近くになってしまってはいますが…。若干席数があいているものもあるようですので九州地区のお客様はお近くの読売旅行にお問い合わせいただければと思います。
 また、その間の平日はたまたま研修会がありましたんで、日本赤十字大分支部主催の救急法救急員養成講習会に行ってきました。2年半ぶりです。時々技術の確認のために参加するんですが、今回は前回にもまして内容が簡単になっていました。やはり誰でもが救急救命の現場に参加できるようにとの配慮なんでしょうね。
 本日は朝大分空港から伊丹へ飛んで、現在神戸の自宅です。
これからのことは、このあとのブログにて…。
パタゴニア

北九州の秀峰、貫山

 山旅人のツアーガイドで北九州の貫山(ぬきさん)に行ってきました。
登山口から歩き始め、まずは大平山(おおへらやま)を目指します。
大平山登山口
微妙な天気の中、羊群原(ようぐんばる)を抜けていきます。本当に石灰岩が羊の群れみたい。
羊群原
ちなみに道は歩きにくくはないのですが、泥がどんどん靴底に積み重なって高下駄状態になっていきます(笑)。
大平山へ
しばらくのんびりと歩いていると貫山が前方に見えてきます。
貫山へ
最後の急登は少しだけしんどいですがほどなくして頂上へ。
貫山頂上
天候は最高とはいきませんでしたが登りやすいいい山です。ファミリー登山にもいいじゃないかな?
おりてから福岡市内に移動。水炊きの夕食後は全員で中州の屋台に繰り出しました(笑)。
中洲屋台
翌朝まずは呼子の朝市へ。
呼子朝市
名護屋城跡で歴史をしのんだあといよいよ、ほとんどのお客さんにとってのメインイベント!呼子のイカづくし昼食です。
呼子イカ
ちなみに私はイカにほとんど興味がありません(泣)。
登山ツアーというより完全なグルメツアーにつけたし登山ですね(笑)。たまにはいいんじゃないかな?来年は竜馬の脱藩の道ウォーク皿鉢料理?(笑)
5日の夜門司港発のフェリーに乗って大阪へ。6日朝大阪に着いた後、午後には今度は空路鹿児島着。現在は鹿児島にいます。これから読売旅行鹿児島営業所の登山ツアー説明会です。
ちなみに今回のブログ写真、撮影者はすべて山旅人添乗員のMさんです。
パタゴニア

八ヶ岳登ってきました。

 表題のとおり八ヶ岳に登ってきました。公募登山ですがお客さんはいつものKさん一人…。
28日JR茅野駅で合流して登山口の美濃戸に向かいます。美濃戸の駐車場からは阿弥陀岳がきれいに見えていました。
美濃戸より阿弥陀
北沢をとって登っていきます。しばらくは林道歩きですが途中から山道に入ります。何度目かの橋のところからいつものように大同心と小同心が姿を見せてくれました。
大同心小同心
その日の夜は赤岳鉱泉でアイスキャンディカップというアイスクライミングの大会が開催されていたこともあって大混雑でした…。たまたま先日の講習会の講師山岸さんも来られていたので楽しく話もすることができ、夜は更けていきました。
 そして翌朝いよいよ八ヶ岳最高峰赤岳目指して登山開始です。行者小屋より地蔵尾根を登っていきます。登り始めは何てことない道ですが、後半はショートロープでお客さんを確保して緊張するのぼりが続きます。写真を撮る余裕はありませんでした…。ガイド時じゃなければ撮りますけどね(笑)。
登りきった地蔵の頭より5分も行けば厳冬期営業中の赤岳展望荘につきます。そこから赤岳がきれいに姿を見せてくれました。
展望荘より赤岳
 最後の一踏ん張り!150mほどの登高差かと思いますが、見た目ほど急ではありません。それでも息を切らしながらようやく赤岳頂上へ!登りついた頂上の向こうには権現岳やさらにその先南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳が姿を見せてくれます。
権現より向こう
 そして目の前には阿弥陀岳の雄姿。
阿弥陀岳
それほど寒くはない快適な頂上でした…。ここから登ってきた方向と反対側へ下降。文三郎道の分岐までの下降はまたまた気を使います…。
 たどりついた分岐から横岳方向をパチリ!大同心と小同心が左に突き出ています。
横岳西壁
立った今登ってきたばかりの赤岳の西壁も目の前に!
赤岳西壁
今回時間なくて行きませんでしたが、中岳と阿弥陀岳も見えていました。
中岳と阿弥陀岳
行者小屋まで下り、あとは赤岳鉱泉に戻るだけなのでちょっと中山展望台に寄り道していきました。

ケータイの方はこちらから動画をどうぞ→
戻ってきた赤岳鉱泉
赤岳鉱泉
もう一晩ここで過ごします。夕食は豪華ステーキでした(笑)。
翌朝硫黄岳へ。登る途中の森が霧氷がきれいです。
硫黄下霧氷
ところが登っていくと風も強くかなり寒くなってきました。頂上ではまともに休憩もできません。展望もありませんでした…。
硫黄岳頂上
またまた下りではお客さんを確保しながら下りました。
下山、温泉、至福のひと時でした。
これが昨日のこと。
本日は朝自宅を出て今は神戸に来ています。これから大阪南港へ向かい山旅人のグルメツアーガイドです(笑)。
パタゴニア