太鼓岩へのんびりと…。

 昨日屋久島に渡ってきました。いつもの民宿華のやさんにお世話になってます。
 というわけで今日は白谷雲水峡から太鼓岩へのんびりと歩いてきました。
まずは白谷雲水峡の入り口おなじみの飛流の滝より。
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一気に飛ばしますがくぐりすぎを抜けて…。
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白谷小屋でトイレ休憩がてら一服。(タバコはだれもすいませんが…。)
苔の美しい登山道を抜けると…。
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有名なもののけ姫の森
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ちなみに宮崎アニメには一切興味ありません…。
なお、昨年まであった看板は取り払われています。登山者が繰り返し踏むことで道が広がってしまっていたことが原因のよう…。どこもこんな問題ばっか…。
そこで鹿が一生懸命何かを食んでいました。
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さあ、辻峠までひと踏ん張り。
さらにそこから10分の苦しい急登をこなすと太鼓岩へ。
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かすんではいますが翁岳も宮之浦岳もはっきりとわかりました。
帰りに撮ったやつのほうがいいかな?露出をちょっと変えてみました。
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七本杉はメデューサのよう…。
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白谷小屋で相談してもっと森を歩く予定だったんだけど、旦那さんの靴のソールがはがれてきてたのでダイレクトに駐車場に向かって登山用品店で靴を買い替えることにしました(笑)。
行きも帰りも渡渉あります…。
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 明日は太忠岳に向かいます。
パタゴニア

開聞岳 from USA

 昨日の予告通り、快晴の中、開聞岳に登ってきました。
山麓にあるかいもん山麓ふれあい公園が登山口です。
さすが薩摩富士!すばらしい円錐形です。
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登山道は洗掘がすすんでいます…。人の数も多い山ですから仕方がないのですが…。なんとか登山道補修のいい方法はないものか…?
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4合目まで登る間にびっしょり汗をかきました。お客さんは一見日本人に見えますが、日系アメリカ人の方です。
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5合目を過ぎるとところどころ展望がきく場所があります。
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7合目以降は簡単なスクランブリング(はい進むというかよじ登るというか、とにかくハイキングとクライミングの中間あたり)をこなしながらおよそ2時間30分で頂上へ。
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展望はすこぶるいいはずなのですが、今日は気温が高すぎるためかかすんで遠くはよく見えませんでした…。それでもまあ満足して慎重に下山していきました。
おまけのアザミ。
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明日は屋久島に渡ります。通信事情はあまり良くないところなのでブログ更新できるかどうか…。
乞うご期待。
パタゴニア

甲武信ヶ岳・金峰山・瑞牆山縦走

 10月16日より個人のお客様からの依頼で甲武信ヶ岳から金峰山、瑞牆山までの縦走に行ってきました。
16日午後に甲府駅でお客様と合流。里宮平の瑞牆山荘に車1台と荷物の一部をデポして、初日は廻り目平の金峰山荘に宿泊です。ああ、ボルダリングしてえ!
17日朝、毛木平より甲武信ヶ岳に向けて出発。紅葉がそこそこきれいです。
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のんびり3ピッチほどで十文字峠。
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そこから大山に向かって登っていきます。木の根がすごい網目模様!
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ちょっとした鎖場もあり、アクセントを加えてくれます。
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奇岩、その名も尻岩。直接的ですね(笑)。
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天候はどんどんとガスが濃くなっていくのですがなんとか三宝山へ。
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そして、雨が降り出すギリギリのところで甲武信小屋に到着しました。
やはり翌日の天気予報がすこぶる良いのと紅葉の時期と土曜日というのが重なり結構混んでいました…。
 ここで一晩過ごしたのちは長い長い一日が始まります。朝食を弁当に切り替えてもらい5時30分に小屋を出発。甲武信ヶ岳の頂上で朝日を迎えました。
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真ん中一番奥に見えるのが本日目指す金峰山。気が遠くなるぐらい遠いです…。
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あーあ、どこまで続くんだろう。気持ちいいけど…。
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12時30分ごろようやく国師ヶ岳に到着。ここで半分ようやく過ぎたあたり…。
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さすがに富士山はでかいです!
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目指す金峰山の五丈石もようやく見えてきました。
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旭岳から来し方を振り返ると左の遠く真ん中が今朝出発した甲武信ヶ岳です。
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そして金峰山の肩、賽ノ河原にさしかかると…。眼下に明日目指す瑞牆山が!
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そして、無事に金峰山に到着!夕闇迫る中5時に金峰山小屋に到着。11時間30分の行動でした…。
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翌朝も快晴!みなさん疲れも見せずに快適に下っていきます。

眼下には瑞牆山!
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だんだん疲れても来ましたがなんとか富士見平を経て天鳥川までくだりそこから登り1時間30分で瑞牆山の山頂へ。

下り、里宮平付近まで来ると紅葉がきれいでした。
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アップが遅くなってすみません。
私は現在、鹿児島の指宿温泉にいます。アメリカからのお客さんを11月5日まで九州の山を案内して回ります。明日はとりあえず開聞岳です。快晴の予報で、頑張ってきます。
パタゴニア

剣北稜の代わりに

 10月8日は台風直撃でした。にもかかわらず、安曇野にはほとんど影響なし…。拍子抜けなのとあまりに暇すぎて体がなまるのとで、お客さんを誘って一緒に大町で軽くクライミング体験してもらいました。
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軽快に登るKさん
 そして翌9日はまず、美ヶ原へ。往復2時間ほどののんびり散歩です。
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美しの塔と王ヶ頭
王ヶ頭の頂上近くにはタカネマツムシソウの名残が…。
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牧場では牛たちがのんびり…。
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さてさて、和田峠で持参したおむすびと美味そうなきのこ汁で昼飯としますか(笑)。
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というわけで、往復1時間30分の車山ハイキング。
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気持ちのいいお散歩でした…。
パタゴニア

剣岳北方稜線は台風接近により敗退…。

 10月5日魚津にてお客さんがたと合流して剣岳北方稜線を目指しました。
天候は皆さん思われている通りの予報でしたが、台風が太平洋側にそれれば、北アルプス北部にはそれほど影響はないとの考えで一応、6日に早月小屋を目指して出発しました。
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 天候は予想に反して悪くありません。曇りですが時折晴れ間も見えます。このまま晴れてくれれば…。
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赤谷尾根
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雲上の毛勝三山
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小窓尾根
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剣岳本峰
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大日三山
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早月小屋と剱御前
小屋について天気予報を聞いてみると…。
なんと思いっきり上陸方向に…。ショック!
 ということで1泊してすごすごと敗退となりました。
パタゴニア

乗鞍岳へ。

 クライアントの意向で詳しくは書けないのですが、某社の仕事でとある調査をしに乗鞍岳へ行ってきました。
 乗鞍高原のバス停は快晴の日曜日とあってダダ混み!バス4台が畳平に向かって行きました。
畳平より剣ヶ峰に向かって歩き始めます。
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山あいには遠く白山も見えています。
ひとりなのでペースを全く気にしません。寒いので早く終わらせたい!天気いいのがもったいないけど。
少し歩くと剣ヶ峰が顔を見せてくれます。
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振り返れば槍穂高連峰が美しい!
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剣ヶ峰には作業をところどころでこなしながら40分ほどで到着しました。ここでも作業をした後、喧騒を離れて中洞権現に向かいます。全然人が通ってないからハイマツの藪こぎが大変。目線の高さほどあります…。
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一応、道はわかりますけどね…。
途中、踏み跡が消えたりもしながら中洞権現尾根を下っていきます。
尾根の向こうには御嶽が。
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こうして無事に調査を終えて帰宅の途につきました。
今日からは剱岳北方稜線です。天気が少し心配です。
パタゴニア

横尾谷右俣にて素晴らしい紅葉に。

 ご無沙汰してます。
家庭の事情で少しの間仕事をキャンセルして帰省しておりましたが、9月30日より横尾谷の右俣に入ってきましたので遅ればせながらご報告を…。
クライアントはいつもありがとうございます、Sさんです。
初日小雨の中横尾まで。徳沢でも紅葉が始まっていました。今年は早いですね…。
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翌10月1日は快晴です。
本谷橋を渡って、屏風岩が素晴らしい!
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北穂高も!
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本谷橋で涸沢に向かう数多くの一般登山者と別れ、横尾本谷に入ります。
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ここは涸沢との分岐二股。
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見えているのは左俣ですがここから右俣に入ります。
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徐々に狭くなってはきますが、それでも快晴の中快適な遡行。水の中に入ることはありません。
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振り返れば屏風の頭と前穂の北尾根が…。
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そして南岳カールの中に入ると…。

ここから苦しい思いをして再び一般道へ。天狗原・横尾尾根のコルへ。槍ヶ岳が美しく見えました。
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南岳小屋で今年最後の1泊を楽しんだ後、翌朝はやはり予報通り雨模様。中崎尾根下降の予定を変更して南岳新道を下りました。
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真っ白なガスの中…。
パタゴニア